コラム

社長による、仕事やプライベートで様々に感じた事柄についてのコラムです

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#1「民家再生にかかわって」民家再生で技術革新を

民家


民家


民家


ある友人から、「ストークさん、北条で民家が出たから」との話から当社が民家再生にかかわる事となる。現場を見、まあまあの民家で有る、当社としても初めての経験であり如何に解体し移築し度様に建てるか考えながら建物を見つめていた。解体は地元の大工が請負事になり総工事費1000万円(再生を含めてであり中は元プロのボランティアでやる。それは昔家を造る時町内の人たちが手伝いに来てくれたように)との話をきき驚き、「ストークさん早急に図面をおこして」との事で移築現場を確認する。施主の方から面白い発想出る。「基礎と土台は連結しないでくれ、基礎の立ち上がりは石を使いたいし、基礎はベタ基礎で行いたい。」しかし現建築基準法ではむりな事もある。県内でも民家再生は多く行われている事で有るが移築し再生は数少ないのではないかと思う。それは解体は出来るが組立てがなかなか難しい事と、再生するからには何らかノウハウが必要になる屋根を茅葺から他の方法に変えて行かなければ成らなくなると一部の工務店しか出来なく成る。今現在ですら丸太の加工が出来にくい大工さんが多い事もおどろきであり、そんな事を考えて見ると一般の工務店がやりたがらない事は良く分かってくる。今の時代は物のリサイクルとの話を聞くけれど実際は楽で早く金になればの方向を求めている傾向が有る。その為にも技術革新をし、古い技術を顕彰し今の時代に有った方に変えて広めていく事をしなければならなくなってきているのではないか。最近専門建築士もできたことでもありますので、もっと専門部分をもっと高めていく事が求められているのではないか。それこそわれわれ建築家がやらなければ成らない事とつくづく感じた物件で有った。

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#2雪国の南西方位のメリット

雪国の家


雪国の家


世の中が地方重視の考え方になりつつ有る中で建築計画に当りその地域に合った環境にそぐうした建物を建築して行く事が大事であり、その中で日照を考えて見ると、雪国の1年中の日照は夏は多く冬に成ると大幅に減少するが、考え方によっては有効に成るものではないか。今の建築計画では日本全国東南に室を設けることが当りまえで有り、西南に室を設ける事は嫌われているが雪国では夏の2ヶ月の暑さより冬季間4ヶ月間の日照の少ないのが気になる。それを改善してこそ住みよくなるのではないか。冬季間の生活活動を考えて見るとAM8:00〜12:00よりPM12:00〜4:00が多いし、日差しもAM8:00〜12:00よりPM12:00〜4:00までの日差しを取り込むことにより室が暖まり暖房効果もよくなる。尚表見ると冬季間の方が日差しが室の置くまで入り込むYKKのCMではないけれど窓がその建物の環境を変える、いわゆる縦窓を有効に配置し改善を図る。1年中通して日当たりを望むなら東南面→西南面に考え方を切り替えることが必用である。もう一度雪国の方位西側のメリットを見直して活用する値打ちがありそうである。

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